こどもの頃の記憶①
うちの両親は共働きだ。
父の仕事を母が手伝いに行っている。
帰ってくるのは、夜7時過ぎ。
私が小学生の頃は、学童というのはほぼなくて、
塾に行っている子も3分の1くらいくらいだった様な気がする。
習い事は何かしらしているけど、毎日している子はいなかったし、
学校の授業が終わったら、家に帰る子もいれば、
ランドセルをグラウンドの隅においてサッカーやったり、
ドッジボールしたり、鉄棒や遊具で遊んだり、
とにかく校庭は早い者勝ちの無法地帯で、学年入り乱れて遊んでいた。
一度帰宅してから遊ぶとか、校庭を使う曜日が決まっているとか、
なかったと思う。
昭和だった。
スマホがないから、連絡は家電。
でも、電話に友達の親が出た時、緊張するし、何となく気まずいから
遊ぶ約束はだいたい学校にいる間か、帰り道に約束をしていた。
動画やオンラインゲームもなかったから、
直接会って遊ぶ。
遊びも家の中だとスーファミ、ウノとか。それぐらいだった様な気がする。
家の外で遊ぶ方が、種類が断然多かった。
とりあえず、走り回って、大声出して、体力を日が暮れていくのと
同じように使い切っていたと思う。
外で遊んでいるときは、平和だった。楽しかった。
自由に感じた。